♠慶応義塾大学 藤沢キャンパス(SFC)を訪れました ♠

2016年06月23日

トピックス

6月21日(火)湘南にある慶応義塾大学 藤沢キャンパス(SFC)に

柴田理事長、青山、福田、所、柴田茂樹の5名が訪れました。

小雨の降る藤沢キャンパスは、しっとりと落ち着いていて、晴れの日とは違うおもむきがありました。

今回は、デビッド・フリードマン教授のProject English Level C Japanology の授業で

【20年後のグローバル社会に向けた、幼児教育の在り方】 

~素手と道具と人間としてのコミュニケーション~

というテーマでの授業。

健伸幼稚園のDVDを上映しながら青山副園長より、教育内容を説明し、

子どもたちの毎日の生活の様子を話しました。

学生たちは、幼いころの自分を思い出しながら…

説明の中にでてきた プロジェクト・選択・共有・協調 の言葉に、学生たちは特に反応していました。

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フリードマン教授の研究助手を兼任している茂樹先生から学生たちに質問のなげかけをしました。

①10~20年後、新たに出現すると思う職業は? 学生から『SNS』『物々交換』『ドローンの配達』

②10~20年後、消えてしまう職業は? 学生から自動運転になるので、トラックの運転手はいらなくなる』

③グローバル時代に向け子どもの頃から必要とされる教育内容は?

 学生から『子ども時代から、世界には様々な文化や宗教があることを伝える』 意見がだされました。

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柴田理事長からは、コミュニケーション力が問われると共に、大切にすべきことは、技術や道具につかわれるのではなく、それらを使いこなす技量の獲得と物を作り出す知恵と技術が問われてくる。

それには、伝達方法を工夫したり、自分をどう発揮していき、人との関わりをどうとっていくか。

具体的な事例をもとに話されました。

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所・福田 両教諭は、健伸の実践事例 年長児の“田んぼの1年” をプレゼンテーションしました。

画像の生き生きと輝く子どもの表情を追いながら語る両教諭のプレゼンは好評でした。

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授業終了後、フリードマン教授の研究室での留学生との意見交流。

様々の国籍の学生が訪れてきて、英語でのおしゃべりが始まります。

本来、今回の授業も英語のみでしたが、私たちのために特別に日本語を許可してくれました。

帰国子女と留学生がほとんどといわれるSFCの実態をあらためて感じました。

 

所教諭の感想

ほとんどの学生がノートパソコンを持参して授業を受けている姿に驚きました!

英語と日本語を交えての会話についていくのがやっとでしたが、

みなさんが自分の研究や目標に真剣に

取り組んでいて、その姿勢に沢山のパワーと刺激を受けました。

 

福田教諭の感想

田んぼを通して、子どもたちの心境の変化、自分の手足を使う、道具を使う

という経験の大切さが学生に伝わってくれればと思いました。

 

柴田茂樹教諭の感想

幼稚園、大学どちらも僕の中で日常で、現場と理論、両視点から繰り広げられた

この日の授業は特別な意味での「非日常」を感じました。

この非日常の取り組みを日常にすることが

今後、私自身の目指すべき道であると強く感じました。