7月 ♦早寝、早起き、朝食食べて、元気に遊ぶ♦
2015年07月03日
早寝、早起き、朝食食べて、元気に遊ぶ
百ます計算で一躍有名になった陰山英男先生は、山口県の公立小学校時代、そして公募で校長に就任した♦
広島県の尾道辻堂小学校でも、教え子が東大、京都大、広島大学の附属小学校や有名中学に生徒を多数
進学させて注目されました。
陰山さんは、「百ます計算や珠算式暗算教育の成果とマスコミは報道するが、私の教育成果は、子ども
の生活習慣の建て直しです。元気で意欲的な子どもが伸びる。
テレビに疲れ、朝食抜き、寝不足の子どもの脳は死んでいる。」と、赴任先の子どもと親に、
「朝、六時半までには起きよう!」 「朝日をたっぷり浴びよう!」
「朝食は、ご飯をしっかり食べよう!」「テレビとゲームの時間を制限しよう!」
「九時半までには、ねよう!」呼びかけます。
生活習慣を徹底した結果、子どもたちは生き生きと元気に意欲的に生活し、学習するようになったそうです。
蔭山さんは、「意欲的で団らんのある家庭には、勉強ができる子が育つ。」
「テレビやテレビゲームの代わりに図鑑をおこう!」と、子どもの生活習慣のた
て直しを提唱します。
確かに、最近は子どもだけでなく、私の年齢でも自宅では、ゴロゴロむしゃむしゃ・・・
24 時間、胃が休まない自堕落な生活になりがちです。
2歳の子どもの就寝時間が10時以降。結果、睡眠不足、朝食抜き、遅寝のテレビどっぷりの変形生活におちります。
3歳から、食生活も孤食、テレビを見ながらの食事。ご飯を食べながらジュースを飲む。
糖乳たっぷりのアイスクリーム、塩分と油のスナック菓子等のおやつ・・・
一日400㌘程度の糖分をとっているそうです。
夜遅くまでテレビを見ていると間食をする。そこで朝食が食べられない、そこでまた間食する。
これを繰り返して慢性化して、血糖値が上がった後、急降下する低血糖地症候群になる子どもが
増加しています。小学生や中学生のキレル症候群は、血糖値が下がった時に発生するホルモンで
あるアドレナリンが原因といわれています。
スナック菓子からの脱皮
赤い血が流れる動物は、緑の植物を食べて生きる。ライオンは、草食動物の臓物を食べて緑の補給をします。
人間は鋭い歯と噛みしめる奥歯を持ってますから、肉も野菜も食べられるはずです。
しかし、残念ながら、生活が豊かになって、わがままで飽食です。子どもたちは、魚や肉や野菜を食べずに、
冷凍保存食を食べるようになった。こうした火や水を使用しないでオーブンでチーンする現代人を「チン族」
と呼ぶそうです。
土葬のアメリカからの報告。普通3ヶ月くらいで肉が腐って骨だけになるそうですが、
近頃は1年経っても骨から肉がとれないそうです。冷凍食品やスナック菓子等に含まれる防腐剤が
70年間も体内に蓄積されて肉が腐らなくなるのでしょう。
ソーセージや蒲鉾等には、ポキポキと歯ごたえがでるようにリン酸が混入されているそうです。
リンはカルシュームを体内から排斥してしまうので、過食すると、骨が発達せず精神不安の原因
になります。子どもの骨がボロボロになったり、精神不安定になるのはこのポリポリのリン酸と
カルシューム不足が原因と考えられています。
私は、できるだけ車やバスに乗らずに1日1万歩は歩くように心がけています。
1万歩を歩くと550kcal程度のエネルギーを消費します。それでもポテトチップ一袋食べる
と元に戻ってしまいます。夜食をしたり飲み過ぎたりすると、2500kcalから3000kcal程度
摂取します。一日の活動に要するエネルギーは成人で1800kcal~2200kcal程度ですから、
1000kcal程度は未消化で蓄積されることになります。
スナック菓子は、塩分・脂肪も多く防腐剤がつかわれているのでできるだけさけたいですね。
銀座のカラスやネズミや猫が糖尿病に犯されていると言われています。
飽食の時代、人間の子どもが成人病の危険に瀕しています。