🔵科学工作 浮沈子フォローアップ講座

2023年08月31日

トピックス

8月22日(火)

科学工作講座のフォローアップ

『浮沈子おもちゃ』の探求とアレンジを行いました。

 

浮沈子(ふちんし)とは

水の入っている密閉した容器に圧力を加え

中に浮いている空気を含んだ物が

浮力と重力で浮き沈みするおもちゃです。

 

 

密封された容器に圧力を加えると

容器内の液体や気体に同じ圧力がかかります。(パスカルの原理)

また、空気は縮み 水は縮みにくいです。(小学校4年生 理科『とじこめた空気と水』より)

それらの原理から、ペットボトルを押すと

ペットボトルの中に入っているタレ瓶の浮沈子にも圧力がかかり

空気が縮み浮力は小さくなり、浮沈子が沈みます。

 

魚にも水の中で浮くための浮き袋があり、浮力の調節をしているそうです。

 

 

今回は、2回目ということもあり浮沈子が浮くための条件を実験で導き出しました。

浮沈子に5㎜ずつのメモリをつけて

ナットを取り付け、さあ実験スタートです。

 

 

浮沈子の水分量はどのくらいかな?

重りはなぜいるのかな?

ペットボトルの水の量とキャップの閉め方はどのくらいかな?

 

 

子どもそれぞれがじっくりと実験し結果を書き込み

独自の条件を見つけ出しました。

 

言葉で説明すると難しいのですが

子どもたちは体験を通して感覚で理解していくため

どんどん試して成功に近づけていきます。

 

実験が終わったら、アレンジタイム!

 

飾り付けをしたり、魚釣りゲームにして

浮沈子の釣り針の形状を探求した子もいました。

 

最後に今回の実験のまとめと発表をしました。

 

きれいな作品が出来ました!

実験もたくさんしましたね。

 

自分で調べたり実験をすることで

感じたり発見することを大切にしながら

疑問を探求し続けたみんな。

 

これからも、その探求心をあそびや生活の中でぜひ生かして下さいね。

また健伸にあそびに来て下さい。

お待ちしています。