🚂R5おもちゃの汽車 ⑧ 伝承あそび
2023年12月20日
もういくつ寝るとお正月~♪
お正月にご家族で伝承遊びを楽しんでもらえたら、という想いで12月から伝承遊びをはじめました。
どこであそぼうかな、とコマやけん玉などの伝承遊びのおもちゃを持って歩いていると
たくさんの子どもたちに声を掛けられ、その場で楽しいあそびが始まりました。
今の流行りは「おてだま」です。
「2つのお手玉はまだ出来ないんだよね」
「じゃあさ、園長先生に教えてもらうといいよ。」
子ども同士で情報交換をしてぐんぐん上達していきます。
3このお手玉も出来るようになって上手くなると
歩いたままお手玉をしたり頭にのせたり目をつぶったりと様々な方法を考えて楽しんでいます。
伝承遊びは素朴な道具が多いので、いろいろなあそびに広がりやすいことがいいところですね。
「かるた」は遊んでいるうちに、知らなかった字が分かるようになるようで、取るスピードが速くなってきました。竹組さんでも得意なお友だちがでてきました。
「糸引きゴマ」は、コマの穴に糸を通して巻き付けて回転させるコマです。
コツをつかむと花組さんでも長時間勢いよく回せます。
また、糸引きゴマが回ったら床に降ろさず、持ち手を持ったまま浮かすと
回っているスピードが速いため大きな遠心力を指先に感じます。
「すごいね」とコマに興味を持つ子もいました。
「たけがえし」です。
竹を裂いて作った棒です。
持って離して持ち替えて、の繰り返しで技がたくさんあります。子どもたちは持ち替えの早さと技の切れ味に惹かれるようです。
上手な子は何回も倒さずに繰り返すことが出来るようになってきました。
「手回しゴマ」は、おやゆび、ひとさしゆび、中指の3指をひねってまわします。
はじめは回らなくても繰り返すうちにどんどんと早く回したり、安定させて回せるようになってきます。
慣れてきた松組さんたちは親指と薬指、親指と小指で回したり、両手で1つずつコマを持って同時に回す技術を楽しんでいました。
12月13日(水)と15日(金)
お迎えの時間前から伝承あそびをしました。
只野先生のつくった「折り紙たこ」
本当によく上がってみんなびっくり。
また、おうちの方と「百人一首」をして楽しみました。
一緒にいた松組さんたちもおうちの方と一緒に参加して何枚も取っていて驚きました。
R5 12月21日(木)に「冬休み 親子伝承遊び」を健伸教育研究所で行います。
東京おもちゃ美術館多田先生が遊び方を教えてくれたり
理事長先生担当と百人一首で楽しんだり
只野先生の凧もつくる事ができます。
ご興味のある方はお申し込みお待ちしております。
伝承遊びは伝わっていくあそびです。
あそびの決まりはなくて、地方ごとに家族ごとに仲間ごとに様々なあそび方があり、人から人へと伝わっていくことが楽しいところだと思います。
自分の道具を大切にしたりこだわって使いやすくしたり、繰り返し使うことで手に馴染んで使いやすくなったりするところもいいところだと思います。
また、技を磨いて上手くなるために聞いたり調べたりしたくなるところも面白いところだと感じます。
冬休みは昔から伝わってきたあそびの楽しさをお子さんたちに伝えながら、おうちのみなさんで楽しんでみてくださいね。